インフラ長寿命化計画

◆インフラ長寿命化計画(行動計画)

我が国の国立大学法人等の施設は、高等教育、学術研究の進展などと歩みを一にし、様々な時代の要請に応えながら、教育研究と一体的な整備がなされ、教育研究活動の基盤を支える社会資本を形成しているが、高度経済成長期以降に急速に整備された施設が老朽改善を必要とする時期に差し掛かり、計画的な修繕や老朽化対策などが必要となっている。

 本学においても、施設整備費補助金等の他、多様な財源の活用などにより老朽化対策を実施してきたが、同様の課題を抱えており、計画的に対策を講じる必要がある。

 このような中、国は平成25年11月に政府全体の取り組みとして、国民生活や社会経済活動を支えるインフラに関する維持管理等の方向性を示す基本的な計画である「インフラ長寿命化基本計画」を策定し、インフラの戦略的な維持管理・更新等を推進することとしている。

 このため、本学が所有するインフラ(建築物等及び基幹設備等)においても点検により劣化、損傷等、老朽化の状況を的確に把握し、維持管理・更新等を着実に推進するための中期的な取組の方向性を示すために、本計画を策定する。

・北海道大学インフラ長寿命化計画(行動計画)
  平成29年 3月 策定
  令和 5年11月 改定

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◆インフラ長寿命化計画(個別施設計画)

150年に及ぶ伝統を誇る本学は、高度経済成長期以降に急速に整備された施設が老朽 化改善を必要とする時期に差し掛かり、2019年には築後25年以上経過し老朽化改修が 必要とされる施設面積が全体の約2割を占め、10年後には築60年以上の建物が最も多 くなります。 国の「インフラ長寿命化基本計画」に基づき、本学が所有するインフラ(建築物等お よび基幹設備等)の現状を的確に把握し、維持管理・更新等を着実に推進するための中 長期的な取り組みの方向性として2017年3月に「インフラ長寿命化計画(行動計画)」 を策定、2019年3月には、個別施設ごとの具体的な対応方針を示す「インフラ長寿命化 計画(個別施設計画)」を策定しました。「メンテナンスサイクルの構築」「トータル コストの縮減・平準化」「インフラ長寿命化に向けた推進体制」の3つを柱とし、国立 大学等が置かれている厳しい財政状況下においても、学生や教職員が安心して利用でき る教育研究施設の保全を図ります。今後は、計画に基づいた戦略的な維持管理・更新を進める予定です。

・北海道⼤学インフラ⻑寿命化計画(個別施設計画)
  平成2年 3⽉ 策定

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